NUMBER NINE BREWERY ビール造りにかける想い/ブリューマスター齋藤健吾
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2019年にオープンしたQUAYS pacific grill。
レストランの中にビールの醸造所、ジンの蒸留所、コーヒーの焙煎所を持つ日本にここだけしかないクラフトをテーマにしたレストランです。
その中でもビールだけではなく新たな取り組みも生み出し続ける「NUMBER NINE BREWERY」。
そこにはブリューマスターの齋藤健吾(Saito Kengo)の熱い想いが、その原動力になっています。
コンセプトは、「Refreshing & Drinkable!」
レストランに併設するブリュワリーだからこそ、最高のスタータードリンクを目指しビール造りを行っています。
欧米人に比べアルコール耐性が少し低い日本人に合わせ、アルコール度数を低めに設定しているのもこのコンセプトに通じています。
ブリューマスター齋藤健吾(Kengo Saito)
ブリューマスターの齋藤の人柄もビールを味わいに来る楽しみのひとつ。
話し好きで、話し出すと尽きないくらい色んな引き出しを持っています。
さすがHUGEが創るブリュワリーのブリューマスターだと初めて会ったときに思いました。やはりHUGEには個性豊かな人が集まる!
そんな齋藤の歩んできた道も、とにかくおもしろい。
食物販の店長を経て、神奈川県内のビールと日本酒を造る会社に出荷担当として入社。
そこで飲んだ美味しいインペリアルスタウトに心を奪われ、自分もこんなビールが造りたいと思いブリュワーを志したそう。
でも実は齋藤、アルコールは弱くあまり飲めません。齋藤の心を奪ったビールも気になりますが、その直感でキャリアチェンジの行動を起こすバイタリティには圧倒されます。
ブリュワーになりたい一心で、舞浜のハーヴェスト・ムーンへ入社。
10年間経験を積み、新たなビール文化を学ぶため、2017年にはオーストラリア・ニュージーランドに渡り見識を深めます。
当時30歳を越えていたのでワーキングホリデービザは対象外。そこで現地の英語学校に入学し、学校に通いながらブリュワリーで働き始めたそう。
ニュージーランドに渡った当時は英語も話せなかったが、そこは持ち前のバイタリティで英語もビール造りも果敢にチャレンジします。
今はNUMBER NINE BREWERYで海外メディアの取材が入った際も臆せず英語で対応しています。
その経験を経て、2019年NUMBER NINE BREWERY創設の際にブリューマスターとしてHUGEに入社しました。
必然とも言える出会いを経て自分のやりたいことにチャレンジしていく姿は、「最初に成功しなくとも、何度でも挑戦せよ」という齋藤の信念をそのまま体現しています。
レストランのホールやキッチン、本部スタッフとはフィールドは異なりますが、齋藤の姿に刺激を受けるスタッフも多くいます。
「変な日本人」は知れば知るほど地に足がついている。
ある海外メディアに取材頂いた際に、齋藤を表現した言葉です。思わずくすっと笑ってしまいますが、齋藤に会うとこの言葉の意味がとても理解できるのではないかと思います。
齋藤の目指す道はNUMBER NINE BREWERYをもっと多くのお客様に知って頂くことと、横浜をクラフトビールの街にすること。
「できるかはどうかは僕にも分からない。でも後悔したくないのでチャレンジし続けたいんです。」
HUGEの仲間にこう話す齋藤の言葉は、今まで歩んできた人生の中でも多くのことを体現してきたからこそ響きます。
いつ会っても楽しそうにビールを造る姿は、美味しいだけでない幸せも与えてくれる気がします。
原田聡子
〔広報/Human Resources・マネージャー〕採用責任者として、新卒・中途・アルバイトの採用、社内研修の企画運営を担当。真っすぐで人を大切にする目線と信頼関係を大切にした採用方法により、HUGEの離職率低下に貢献。入社前のオリエンテーション等、HRの仕組みを作るなどHUGEの採用には必要不可欠。2021年6月より広報のマネージャーも兼任。HUGEの魅力を人を通した視点でもお伝えしていきます。
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